…買い与えちゃったのはどなたでしょう??
こういう状況への対処方法は、また後日書きますが、まずはテレビゲームに出会ってしまう前に、是非とも楽しい違う遊びを知っておくのがいいのではないかと思います。できれば、家族ワイワイガヤガヤとやっておく。本で読むのより、人にお題目たれられるののより、何倍も何倍も強固に働くのは、自分で勝ち得た経験によるもの。人間に勝るものはないという経験を、子供の頃からいっぱい積んでおくしかありません。思春期の問題も、その時になって焦っては難しい。小さい頃から、親とのつながる接点をいっぱい作っておけるといいですよね
頭を振り絞って考える子どもに育てたかったら、残念ですが親も頭を振り絞って考える経験を一緒にやるしかありません。もちろんずっととは言いません。エンジンがかかったら、子供は自分でドライブしていきます。しかし、出会いは一緒にやってはどうでしょう?アメリカの高校は普通無受験で入れますが、敢えて試験を受けて入る公立のチャータースクール。そこのとても優秀な生徒さんたちが好きなのは、やっぱりボードゲームです。トランプも好き。素地は作るものです。
我が家は夫がとても忙しい仕事についています。たまの休みはゆっくりしたい。しかもインドア派なので、アウトドアは母に丸投げでした。そんな父が子どもと一緒に楽しめる機会をもっと増やすには?我が家では一緒にゲームを楽しむ習慣を作りました。これはとても良いことでした。父親が子育てに参加する機会として、最適です。子どもたちが、どんな考え方をするのか、勝ち負けにどう対処するのか、子どものことがよくわかるのです。子どもたちが、変わっていく様も見ていけます。子どもたちがパパは俺たちのことを好きだ、と思う機会がぐっと増えました。パソコンゲームもDSもある我が家ですが、週末になると「トランプしよー」と声がかかります。
でも、あまり遊んだ機会がなかった。。。。私の夫もそうでした。
最初にオススメなのは、トランプです。
もちろん、小さい子どもでもできるからですし、トランプ一つ家庭にあっても、害もない。遊び方は簡単なものから、複雑なものまでいろいろあるし、小さくて、千円もかけずに、いいものが手に入ります。持ち運びも楽なので、我が家の旅行では必ず携帯です。電車の中でも楽しめます!
そしていいのは、一つのツールでたくさんの遊び方があることです。運によるもの、頭を使うもの、記憶力がものをいうものなど、ゲームによってヒーローになれる人が変わります。大人も混ざって行うけれど、一番小さい子が勝つ可能性がたっぷりあるのが、上手に続けるコツです。
小さい子どもでも、ゲラゲラ楽しめるトランプ
「うすのろバカ」
「いっきゅうさん」193のほか、
「ダウト」
「ババ抜き、ジジ抜き」
「神経衰弱」
少し難易度が上がるけれど、楽しみは何倍もあるトランプゲーム
「大富豪」
「七並べ」
「セブンブリッジ」
「ナポレオン」
家族みんなで始めると、やろうやろうと言ってくれるけれど、できなくて忍びない日が続くというシチュエーションが起こります。この時小1の息子に教えてあげたのが、クロンダイク。一人だからと言って、テレビゲーム以外にも遊べる方法があるというのは、彼には一大発見だったようです!
お金をかけても、元が取れるくらい遊び込むぞ!という楽しい家族の時間が過ごせるようになってきたら、ボードゲームや、その他のカードゲームを試してもいいかもしれません。我が家がやって楽しかったのは、次のようなものです。
カードゲーム
「花札」
日本の美しいカードゲームとして話の種に渡米時に持ってきたのですが、2、3人で何か遊びたいという時に最適です。3人で場6、手7で配ると、山札は必ず使い切ります。2人で場8、手8で配ると、山札は微妙に残って、運が加味されます。なので、二人であっても十分面白く、それぞれ作戦も変わってきて、奥が深いのです。
「百人一首」
子どもが小さい頃は、坊主めくり。大きくなったら百人一首で読み合せする。私自身が小さい頃に、しょっちゅう従姉妹たちと遊んだのですが、男の子はなかなか。我が子には不評でしたが、ゲームも好き好きなので、選択肢の一つとしていかがでしょう。
体を動かすゲーム
「コリントゲーム」
どうにも体を動かすゲームじゃないと、年齢差の興味が埋められない。。。という時に、コリントゲームはとても楽しく、小さい子からお年寄りまで、何人でも遊べて楽しいです。
オススメボードゲーム
ボードゲームは千差万別、人生ゲームなど、誰でも一度は遊んだことがありそうです。敢えて家庭で買うとしたら…頭を使い倒すものは…我が家で人気だったものは…という観点から、下記にいくつかご紹介します。
◆4、5歳から
モノポリー NEW
小さい子でも簡単に参加できるのでオススメ。計算のトレーニングにも。
運の要素だけでないので、研究しだすと奥が深い。ただ名前の通り、一度勝ち出すと、差が開くばかりなので、癇癪起こすことも多々!参加できる人数も広いので、一つあると便利。
ブロックス
陣取りゲーム。2−4人で行える。かなり小さい子どもでも遊べる。これも頭をかなり使う。図形のセンスが身につく。実は各ピースは組み合わせ、対称性など面白い切り口で深めがいがある。ゲーム時間はそれほど長くない。
◆思考力も集中力もついてきたら
カタン スタンダード版
さすがヨーロッパ発とあり、モノポリーの勝つ人が勝ち続けるゲームと展開が全然違って面白いです。シリーズの中でゲーム時間も内容も軽めですが、頭を使うゲームの醍醐味に溢れています。
カタン アメリカの開拓者たち
いくつかシリーズの中で試しましたが、我が家が一番好きなゲームです。手応えもゲーム時間も十分!資源が枯渇し、西へ西へと開拓の前線が移動していくさまは、まさにアメリカの黎明期を彷彿とさせ、歴史的にも地理的にも楽しめます。ヨーロッパ版も同様の楽しみがありますが、各ゲーム必勝法も、ルールも違っていて、一口で語れず、奥が深いのが面白いところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿