2016年5月1日日曜日

テレビゲームを与える条件

公立の小学校に通うと、あっという間に周りの子につられて、「僕もDS欲しい!」と言い出しました。「ダメです」「うちは貧乏だから無理」「母はそれが嫌いだ」「遊びなんて金をかけずにやんなさい、しかもあなたたちは出来ます!」などなど長く言い続けました。しかし、今後PC、携帯などなど、同じような局面はずっと繰り返されますよね。夫婦でいろいろ考え、何度か失敗もし、子どもたちの性質も鑑みながらあれやこれや試みました。

長男は、理屈で動く人間です。理詰めじゃないと動かないし、理詰めだと、ググッと我慢もする。私は理屈の人間じゃないので、だいたいいつも大げんかになります。
そんな彼なので、DSを買う条件をバッチリ出しました。内容は、時間を守れること、約束を守れること。クリスマスに欲しがっていたのですが、サンタさんから手紙が届き、「お父さんとの約束をきちんと守れたら、こどもの日に持って行くね」と半年間の見極め期間を設けました。そして、子供の日が近づき、長男とどんな条件を満たしたら、ゲームができるかゲームのルールを考えました。宿題が終わってからじゃないといけない。時間は目に悪いから何分まで。テレビも目に悪いから、テレビとゲームの時間は両方作ろう。休みの日はどうしようか、揉め事が起きた時は誰がどう対処することにするか、などなど。それらを紙に書き、本人と父母が日付とサイン入りの契約書を作りました。
この契約書を作るという作業は、とても効果的でした。紙として残るので、言った言わないの揉め事がなくなります。また、約束をするとき、いろいろな状況や条件を考え尽くして行うようになります。約束をする重みもわかりました。子どもとしても、気分でああだこうだ移ろう母は厄介者なので、自分を守ってくれるものとしても、その後何か事あるごとに契約書を書くようになりました。
長男は、弁護士になりたいそうです。とっても向いていると思います!!

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