一緒に育った犬の死を、心から悼んでいる友だちを見ながら、なんて素敵な関係なんだろうとつくづく感じました。マンションだし、賃貸だし、喘息だし、アメリカなんて狂犬病あるし。。。哺乳類まで行かなくても、何か子どもと生き物を飼ってみたいなという方の参考に、手軽に飼えて、サークルオブライフを学べる素敵なビオトープを紹介します。

◆エビ
いきなりエビと言うと、驚かれる方も多いかもしれませんが、多摩川始め、農業用水の川などには、かなりの確率でヌマエビなどが住んでいます。
捕まえるコツとしては、川辺の草が生い茂り、あまり流れの急じゃないあたりで、川べりを網で揺らしながらすくい上げることです。エビは、川に垂れ下がった草の中に住んでいることが多いので、草を揺らして驚かし、網の中に出てきたのを救います。
この時、エビが住んでいるところの泥や砂、小さな草、浮草、そして水を一緒にバケツいっぱい(最終的に飼う容器の2倍)持って帰ってきてください。
そして、バケツ、麦茶などを入れるピッチャーなど、深さのある容器に、底2割は砂や泥、そして水、生えていた草や浮草を入れます。エビは片側の容器だけに入れてください。1Lのピッチャーなら1匹、あまり多く入れないようにしてください。
そして、お日様の当たる窓辺に置きます。ただ、夏は水温が上がりすぎるので、気をつけて!
水が減ってきますので、適宜水を足すますが、水温差もなく、カルキも抜けるので汲み置きの水を隣に置いておくと便利です。
こうやって環境をそのまま移設すると、実は餌も水換えもいらないのです。
よくみてください。みなさんがとってきたのは、実はエビだけじゃないはずです。小さなミジンコが泳いでいるはず。そして泥の中には、小さな線虫なども。気持ち悪いと言わないでください。この循環する環境のおかげで、何も足さずに、ぐるぐる命が巡っているんです。人間の世話が必要な飼い方は、そこで何らかしらの命の循環が切れている。
そして、エビを飼う醍醐味は、エビはどんどん繁殖するから。もし捕まえてきたエビが卵を抱いていたら、ラッキー!子どもたちと毎日観察してみてください。目が出来て、卵が全体的に黒っぽくなってきたら、かわいい赤ちゃんが出てくるのも間近。
エビは、繁殖で命を落としてしまうことも多く、お母さんが死んでしまうこともあるでしょう。しかしお母さんの死体が、あっという間にいろいろな生き物に処理されて、跡形も無くなってしまうのも、この水槽の学びの一つです。
ザリガニは、形は似ているのですが、残念ながらものすごく水を汚すので、上記と同じ方法では少し無理。息子がザリガニをこの環境に入れたことがあるのですが、一瞬にして破壊されてしまいました。綺麗な環境で循環するためには、きっとものすごく大きな環境を作るか、ものすごく小さいザリガニを選ばないといけないと思います。話が逸れますが、アメリカザリガニというと、真っ赤で大きなものを思い出しますよね?ところがアメリカ北東部で見かけるのは、小指の爪ほどの灰色がかかった青色の、小さな小さなザリガニが多いんですよ。面白いですよね
アクアポニックス、聞いたことありますか?
魚などの生き物のし尿が、植物の栄養となる形で、上記で述べたような命の輪が閉じるようにして飼育栽培する方法です。上記で説明した環境だと、アクアポニックスの形をとらなくても機能することが多いですが、より植物を明確に植えた形とも言えます。水槽の上部に、ザルと砂、その上に植物を植えると簡単にできますね(全部覆ってしまうと、日が当たらず新鮮な空気もなくお勧めできませんが)。
そして、エビを飼う醍醐味は、エビはどんどん繁殖するから。もし捕まえてきたエビが卵を抱いていたら、ラッキー!子どもたちと毎日観察してみてください。目が出来て、卵が全体的に黒っぽくなってきたら、かわいい赤ちゃんが出てくるのも間近。
エビは、繁殖で命を落としてしまうことも多く、お母さんが死んでしまうこともあるでしょう。しかしお母さんの死体が、あっという間にいろいろな生き物に処理されて、跡形も無くなってしまうのも、この水槽の学びの一つです。
ザリガニは、形は似ているのですが、残念ながらものすごく水を汚すので、上記と同じ方法では少し無理。息子がザリガニをこの環境に入れたことがあるのですが、一瞬にして破壊されてしまいました。綺麗な環境で循環するためには、きっとものすごく大きな環境を作るか、ものすごく小さいザリガニを選ばないといけないと思います。話が逸れますが、アメリカザリガニというと、真っ赤で大きなものを思い出しますよね?ところがアメリカ北東部で見かけるのは、小指の爪ほどの灰色がかかった青色の、小さな小さなザリガニが多いんですよ。面白いですよね
アクアポニックス、聞いたことありますか?
魚などの生き物のし尿が、植物の栄養となる形で、上記で述べたような命の輪が閉じるようにして飼育栽培する方法です。上記で説明した環境だと、アクアポニックスの形をとらなくても機能することが多いですが、より植物を明確に植えた形とも言えます。水槽の上部に、ザルと砂、その上に植物を植えると簡単にできますね(全部覆ってしまうと、日が当たらず新鮮な空気もなくお勧めできませんが)。
右の写真は、ベランダで、アクアポニックスのように水辺と植物の混載を試みたものです。池を作るために、どうしても縁を水が通らないものにしないといけなかったので、完全に行き来できる形にはなっていないのですが、池の中の土と植物、おたまじゃくしなどで循環の形を作っています。
以上は全て東京の自然の力だけで行ったことです。すごいですよね。都会の自然も豊かでパワフルなんですよ。是非一度覗いてみてください。水辺も、遠いままだとなかなか愛着も湧かず、愛着がないと、汚れていても悲しいという気持ちにならないものです。
あの水の中に、何がいるんだろう?
あの草陰に、何がいるんだろう?
そんな生き物への愛と繋がりに溢れて景色を見られたら、素敵だと思いませんか?



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